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自己アピール


今どきの就職活動では,履歴書だけではなく,自己PR文の提出を要求されることがある。

また,履歴書の提出だけが要求されている場合であっても,勝手に自己PR文を送ってしまって問題ありません。

学校や役所では,もとめられている文書以外のものを出すのは,「出してはいけない」という意識が強いのでしょう。

しかし,実社会は,全く違います。

求められているものに加えて,さらに追加で書類を出すと,積極性がある,自主性がある,と評価されて,高い評価を受けるのです。

たとえば,自分が,コンビニにチョコレートを100円で買う,としませんか。
そのとき,100円でチョコレートを買ったら,レジの人が
「おまけです」
と言われて,10円ガムをつけてくれたら,
「いいお店だ」
と思うでしょう。

そういうふうに,求められているものよりも,少し余分にオマケをつけてくれると,高く評価したくなるものなのです。

ですので,履歴書の提出だけが要求されている事務所に対してこそ,自己PR文を出すべきなのです。

自己PR文をどう書くのか?

自己PR文は,形式はなく,自由に書けますので,むしろ,
「どう書いたらいいのかわからなくて困る」
という人は,けっこう多いです。

もっとも,そういう,
困る
悩む
頭をつかう

ということは,とても大事だとも思うのです。

一応,このサイトでは,
先輩方が実際に書いた自己PR文を掲載してもいます。
でも,気をつけてほしいのは,
ネットに書いてあるような自己PR文をコピー・ペーストしたようなものを提出したら,絶対に落ちる
ということです。

私が,記載例を掲載しているのは,あくまで,
自己PR文の考え方
自己PR文の構成方法
自己PR文の論理構成
を学んでほしいからであって,コピー・ペーストしてほしいわけではありません。

自分とは,世の中に,二人とはいない,オリジナルな存在のはずです。
そうであれば,自己PR文もまた,自分が心血をそそぎ,時間を使って丁寧に書いた,この世に二つとは存在しないものにしましょう。

自己PR文はコピー・ペーストではダメです。
真面目に,脳ミソに汗をかいて書きなさい。

 

自己PR文の形式面
A4で3枚~4枚程度が適当か。
字は12ポイント程度が適当と思われる。
裁判所に使用する文書はたいてい12ポイントであるため弁護士は見慣れている。
11ポイント以下は避けたい。
若い人は困らないかもしれないが,年をとってくると,11ポイントの細かい文字を読むのは苦痛になってくるので,読みとばされる可能性がある。
逆に,14ポイントにするのも,ひとつの考えである。
もし,一人事務所であって,年寄りのボスしか自己PR文を読まないのであれば,14ポイントで大きく文字を書いた方が,好印象をもらえる可能性はある。

明朝体かゴシック体だが,一般には,明朝体がよいと思う。

自己PR文の内容面については,応用編の方に書いた。