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二回試験が怖い理由‥司法修習生最後の難関

リング

質問:二回試験は、なぜ恐ろしいのですか?

回答 :二回試験が怖い理由は,二回試験に失敗すると、以下のリスクがあるからです。

就職難が深刻化している状況で、内定を取り消される。

・二回試験に失敗した後の就職活動は、下の期の修習生よりも更に厳しくなる。

・同期の9割以上が合格し、その多くが合格発表日の翌々日から働き始めるのに対して、不合格になって1年間ブランクが空くと、精神的にかなり参ってしまう。

・家族や友人等への説明に困る。

・1年間、仕事がない状態で過ごす金銭的余裕がない。

これらのリスクがあまりに大きすぎるのです。

二回試験の勉強として何をしたかと言いますと、各科目に関する起案を実際に書いて友人と話し合ったり、他には民事裁判は要件事実の確認、刑事裁判は手続き問題のチェック、検察は刑法各論の復習と手続き問題のチェック、民事弁護は執行保全、和解の復習、刑事弁護は手続き問題のチェック等を行いました。

いくらメインの起案が出来ていても、手続き問題が0点だと不合格になるようなので手続き問題対策も必要です。

スケジュールとしては、平日の選択型修習の終わった後は自宅で手続き問題等を勉強し、土曜日に図書館等に集まって起案をして翌週の水曜日に話し合いをしていました。

話し合いや起案は、久しぶりに同期と会って話をしたりできるので勉強になるだけでなく、良い気分転換になっていました。

このようなスケジュールで二回試験直前まで過ごしていました。

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