吉田泰郎法律事務所 吉田泰郎法律事務所
トップページ > 法律情報

株式・株主の権利を理解するための用語…… 法律用語集

株主優待制度,株式譲渡,株式譲渡自由の原則,名義書換

質問6)「株主優待制度(かぶぬしゆうたいせいど)」とはどういうものですか?

回答
株式会社が、一定数の株式を権利確定日に保有していた株主に対して与える、自社の経済活動についての優待制度です。
多くの場合、所有株式数に応じて優待内容が異なりますが、そうでない場合もあり、少数の株式を保有する個人投資家に人気の制度となっています。
ただし、このことから、株主平等の原則の観点から問題視される場合もあり、また優待よりも平等な配当を優先すべきだとの声もあります。
そのため、なかには株主優待制度を廃止した企業もあります。
株主優待制度の具体的な例としては、鉄道会社の割引乗車券や百貨店の商品券などとなっています。


質問7)「株式譲渡(かぶしきじょうと)」とはどういうことですか?

回答
株式の譲渡とは、株式を他者に譲り渡すことです。
会社法127条には「株主は、その有する株式を譲渡することができる」とあり、第2編2章3節では「株式の譲渡等」として、その要件について規定しています。
株式譲渡は、株券が発行されている場合には、株券の受け渡しによってその効力を生じます。
また、株主の譲渡について第三者に対抗するためには、株式を取得した者の氏名や住所などを株主名簿に記載しなければなりません。


質問8)「株式譲渡自由の原則(かぶしきじょうとじゆうのげんそく)」について教えてください。

回答
会社法127条では、株主は所有する株式について、自由に他者に譲渡することができるとしています。
これを株式譲渡自由の原則といいます。
この原則によって、株主はみずからの所有する株式を第三者に譲渡する際、会社などの要請に従う必要がありません。
株式会社において株主は間接有限責任を負うのみであり、また会社は株主の個性について問う必要性がないため、このような原則が認められているといえます。
またこの原則は、株主のリスクを回避し、利益を検討する必要性を認めたものともいえます。


質問9)「名義書換(めいぎかきかえ)」とはどういったことを指すのでしょうか。

回答
株式を取得した場合、会社に対して株主として主張するためには、自分が株主となった旨を通知し、株主名簿の名義書換をしてもらわなければなりません。
一般的には、信託銀行などの名義書換代理人を通して、発行会社に株式を提出し、名義書換の手続きを行います。
また保管振替制度などもあり、実質株主届出書を証券会社に提出することで、実質株主となることもできます。

↑ 法律用語集のトップページに戻る

 

吉田泰郎法律事務所

ご案内メニュー

ページの先頭へ
Copyright©2013 Yoshida Yasuro Law office.ALL RIGHTS RESERVED.