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最初に何か感謝を伝える

Manners at the time of a visitor

弁護士

初対面の依頼者の方と、はじめて、お話するときには、弁護士の方も、やや緊張しているものです。

 

ただ、依頼者の方が、弁護士の2倍以上は緊張しているはずですから、その緊張をほぐしてあげた方がいいでしょう。

 

緊張をほぐすためには、軽く言葉を交わしたらいいのです。

 

私が、いつもおこなっているのは、

 

今日来ていただいたことに感謝の言葉を述べる

 

ということです。

 

たとえば、雨の降っている日に来ていただいた依頼者であれば、
「足元の悪い中、来ていただいて、ありがとうございます」
または
「雨のなか、来ていただいて、ありがとうございます」
という感謝をします。

 

冬の寒い日であれば、
「お寒い中、来ていただいて、ありがとうございます」
という感謝ができます。

 

晴れて気候もおだやかな日であれば、
「遠いところ、来ていただいて、ありがとうございます」
という感謝ができます。

 

たまに、
「遠いところ、来ていただいて、ありがとうございます」
と、感謝すると、
「いやいや、じつは、うちの家は、歩いて3分のところですから」
と、言われることもありますが、そういう場合でも、別に、当方が感謝したことに対して怒る人はいませんから、弁護士としては、それにつづけて、
「ああ、近いところだったのですね、それはよかったです」
と、応対すればいいのです。

 

人間というものは、思わぬことで感謝されたときに、相手に対して好意をもちます。
ですから、最初に、当方から、なにか感謝することを見つけて感謝すれば、良好な関係をつくることができるのです。

 

「来ていただいたこと」に感謝するのが、もっとも感謝しやすい方法ですが、
そのほか、もし、相談にさきだって、資料をいただいていたのであれば、
「資料を送っていただいて、ありがとうございます」
という感謝もできるでしょう。

 

また、相談してくれたこと自体に感謝して、
「本日は、ご相談いただいて、ありがとうございます」
と感謝すれば、およそ、どのような場合でも感謝をすることが可能になります。