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事業再編を理解するための用語 …… 法律用語集

組織再編,M&A,デューデリジェンス,合併

質問1)「組織再編(そしきさいへん)」とはどのようなことを行うのですか?

企業は、利益を追求し確実にキャッシュを確保しなければなりません。
そのため、定期的に経営状況の見直しを行う必要がありますが、その際にあまりにも採算の取れていない子会社や、戦略に適合しない組織などを組み替える場合があります。
その手続きとして、事業譲渡、合併、会社分割、株式譲渡・移転、組織変更といったものを行うことを総称して組織再編と言います。
従来、日本には組織再編に関する法制度や会計基準が充分ではありませんでした。
しかし、ここ数年で法制度の改正や創設が行われ、企業活動が活発化しました。


質問2)「M&A(えむあんどえー)」とはどういう意味ですか?


M&Aとは「Mergers And Ac質問uisitions」の略で、合併と吸収と言う意味です。
企業の新規事業への参入、企業グループの再編、中小企業の存続を救済するなどを目的として行われます。
大企業がM&Aを行う動機としては国際市場への参入という目的があります。
日本の中小企業では、後継者不足に悩むところが多く、社員を守るため技術やノウハウとともに企業譲渡を行うところが少なくありません。


質問3)「デューデリジェンス(でゅーでりじぇんす)」とは何のことですか?


デューデリジェンスとは、投資家が投資対象の適格性を把握するために行う調査活動のことです。
最近では、M&Aを行うにあたり買収先の企業の実態を調査するという意味合いで、用いられることが増えました。
デューデリジェンスが不十分であると、買収した企業が抱える帳簿外の負債が明るみに出るなどリスクを負うことなります。
そのため、事業、法務、財務などのパートに分け、買収の契約書調印までに詳しく調査を行います。


質問4)「合併(がっぺい)」とはどういう状態ですか?

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合併とは、企業組織再編の手法の一つで、法定の手続きの元に会社と会社が結合した状態を作りだすことを言います。
合併の方法には、片方が存続し、片方が消滅する吸収合併と、両方の会社で新しい会社を作る親切合併とがあります。
近年においては、ほとんどが吸収合併の形で行われます。
その理由としては会社の新設や上場の手続きをもう一度行うという煩雑さが大きいようです。

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